赤いろうそくと人魚のお話を知っていますか?
作者は、小川 未明さんです。
この方は、この上越、旧高田市出身・・小説家・童話作家です。
随分前に・・この赤いろうそくと人魚のモデルになったろうそくのことを高田市の紹介している紙に小さく載っていました。
気になっているところ・・
そふぃーさんのブログで小川未明の童話「赤いろうそくと人魚」の像を撮影されていました。
小川未明のお父さんが、春日山神社の祭主だったので、春日山神社にあるそうです。
直江津の船見公園にも銅像があるようです。
その、ろうそく・・・
もしかして~~あれかなぁ~~と・・・
確認してみたいな・・・と思っていたので、思いきって行ってきました。
もちやのお客様のお店なので・・。
これは~
やはり~
このろうそくが「小川未明」さんの本「赤いろうそくと人魚」になったモデルのろうそくでした。
上下は木、脇は細い竹で作られています。
約1mほどあります。
母に尋ねた所、子供の頃からこのろうそくは、あったと言ってました。
勿論、私も子供の頃から・・
このお店は、ろうそく屋さんです。
子供の頃、大きな赤いろうそくが置いてあったのを覚えています。
まさか~このお宅のろうそくがモデルだったとは~・・
綺麗なろうそくだったので・・作り直すのですか?とお聞きした所、何度も張り替えているの。でした。
基は、昔のままです。
このろうそく、小川未明さんもお借りしたそうです。
これは、パラヒンと言って石油から作るとのこと。
昔、ご主人が作っていた頃のもの・・・
これを釜に入れ溶かして型に入れて・・
今でもろうそく売っているのですか?
「勿論、ほら、赤いろうそく!」
ありました~~本物、赤いろうそくです。
これは、木ろうと言って木の実から作るとても良い(高級)ろうそく。
今でも、あるお寺さんでは、お盆だけでも木ろうを用意して下さい。と言われる所もあるそうです。
見てください、花の絵の描いてあるそうそく・・・
本の中のろうそく屋さんみたいですよ。
ご主人様は、お亡くなりになり、現在は仕入れてます。
昔、どのように作っていたか・・こだわり等お話くださいました。
信州・・長野県小布施町
日本のあかり博物館、あかりの会館
この建物の展示場の中に約1mくらい、
こちらのお店のご主人様の仕事場風景が再現、仕事風景のビデオが流れているそうです。
素晴らしいです。
是非、長野の小布施に出かけることがあったら、見たいです。
この、お店の前に出ている赤いろうそく・・
高田の宝ですよね~。
もちやと同じ町内、本町2丁目 村山商店さんです。
今年のお盆のろうそくは、この花柄・赤いろうそく(木ろう)にしては、いかがでしょうか?
気さくなおばあさんがお出迎えしてくださいます。
赤いろうそくのお話も聞けますよ。
是非、今の子供達にも見て知って戴きたい、大事にしていきたいな!と思いました。
で、子供の頃読んだこの「赤いろうそくと人魚」
裏覚え・・子供に聞いても・・・分かるような~分からないような~最後は、覚えているのに・・?
こんな高田の宝の本、是非購入と思い本屋さんへ・・
ところが・・・どこを探しても無い・・・
え~~~そんな~~~無いともっと、見たくなります。
日本近代童話の父(日本のアンデルセン)と言われているのに・・
まして、この高田ですよ・・・
無いなんて~
高田の宝として、再販して戴きたいです。ね。
これは、どう~しても読みたく・・・、高田図書館でお借りしたものです。
いろいろな出版社から出ているみたいです、これは、ちょと、分かりやすい絵本2冊宣伝ではありませんので~
とても、素晴らしい内容です。
人間・・心を売ってしまった・・・後は・・・
さあ、貴方も「赤いろうそくと人魚」今一度読んでみてはいかがでしょうか?
人の心の大切さ・・・改めて、見直していきませんか・・・。